梨も柿も放生会から・・・
博多三大祭り 放生会 (ほうじょうや)
放生会(ほうじょうえ)とは
放生会(ほうじょうえ)とは、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式です。筥崎宮では「ほうじょうや」と呼びます。
こんにちは。
博多の不動産会社 プレイングハウジングです。
博多三大祭りといえば、
5月 「博多どんたく港まつり」
7月 「博多祇園山笠」
そして、9月は「放生会」が始まります。
黒田長政が作った珍しい一ノ鳥居は国の重要文化財に指定されています。
筥崎宮(はこざきぐう)は、福岡県福岡市東区箱崎にある神社です。
別称として「筥崎八幡宮」とも呼ばれ、京都府の「石清水八幡宮」大分県の「宇佐神宮」とともに日本三大八幡宮に数えられます。
厄除けと勝負運の神様でもあるため、毎年シーズン前に福岡の球団ソフトバンクホークスの選手たちもお参りに来ます。
放生会の祭り期間(1週間)で、約150万人の人出で賑わいます。
千年も続く「放生会」は、一瞬で売り切れるという、筥崎宮限定の放生会名物の縁起物「放生会おはじき」と「博多ちゃんぽん」の販売からはじまり、一年おきにある御神輿行列、数百にのぼる露店(露店の数は多分九州一)、秋を告げる食べ物など、人それぞれに楽しむことが出来るのもこのお祭りの特徴です。
そこで本日は、放生会大好きの飯田が、
「ココを押さえておけば、貴方も放生会マスター!」と題しまして、
放生会の重要スポット、放生会の楽しみ方をご紹介します。
放生会とは
博多の三大祭り放生会は「全ての生命あるものを慈しみ、秋の実りに感謝する」お祭りです。
その起源は「合戦の間多く殺生すよろしく放生会を修すべし」という御神託によるもので、千年以上続く最も重要な祭典です。
また、一年おきに御神幸(御神興行列)が行われ、七日間の期間中は参道一帯に数百軒の露店が立ち並ぶ、九州随一の秋祭りです。
以上、筥崎宮HPより抜粋
筥崎宮
筥崎宮データ | |
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所在地 | 福岡市東区箱崎1-22-1 |
お祭り日時 | 9月12日~9月18日 (毎年固定) |
時間 | 大体お昼ごろから夜22時くらいまで 土日祭日及び休み前日は夜遅くまで |
交通アクセス | 福岡市営地下鉄:箱崎宮前駅下車 徒歩3分 JR鹿児島本線:箱崎駅下車 徒歩8分 西鉄バス:箱崎下車 徒歩3分 |
※お祭り期間中は、筥崎宮に近いJR箱崎駅(普段は普通のみ停車)に快速も臨時停車します。
放生会おはじき&博多ちゃんぽん
なかでも昭和54年より毎年テーマを変えて、縁起物として博多人形師が作るという「放生会おはじき」は、とても人気があり、販売と同時に一瞬で売り切れます。
放生会チャンポン 3,000円~
放生会チャンポンとは、薄いガラス製でできたビードロ細工 長いストロー状の筒を吹くと「ペコン・ポコン」と音が鳴ることから「チャンポン」の語源となったようです。
筥崎宮の巫女さんたちが絵付けを行う手作りのチャンポンは人気があります。
放生会おはじき 額入り 10,000円 限定200個
毎年デザインが違います。
「放生会おはじき」の購入方法
- 整理券配布
- 9月12日 午前6:00~6:30くらい 一人一枚のみ
- 販売日
- 9月12日 午前8:00~9:00
- 限定数
- 1,200個(額入:200個、桐箱入:1,000個)
- 金額
- 額入り10,000円、桐箱入り3,000円
※前日の夜辺りから整理券を求めて並ぶそうです。
数百ある露店の種類
約700あるとも言われている露店ですが、大分類すると
- 見世物小屋ゾーン
- 食べ物系ゾーン
- 陶器・植木ゾーン
の3種類に分類されます。
① 見世物小屋ゾーン
見世物小屋ゾーンは筥崎宮に向かって右側の中央付近に回り込んだエリアの突き当りにあります。
見世物小屋に行く途中では、生き物を弔うお祭りですが、カニ釣りや金魚すくい等も出ちゃっています。
うなぎ釣りでは、釣り上げたウナギを、その場で「かば焼き」にしてくれます。
昔、中洲の川沿いでも同じような「うなぎ釣り」の屋台がありましたが、最近は見かけないようですね。誰かが釣り上げている光景を見物するだけでも十分楽しめます。
見世物小屋ゾーンの突き当りには、左から放生会名物の
- お化け屋敷
- 見世物小屋
- オートバイショー (オートバイショーは時期により出ていない場合有り)
があります。
妖怪ブーム到来?今年のお化け屋敷は更に人気エリアとなるのでしょうか?
お化け屋敷といっても、そんなに怖くないかも?私は遠慮しますが・・・
見世物小屋では、露店のおじさんによる、口上みたいなアナウンスが常時行われています。入口の壁面には、蛇女などの怖い絵図が描かれており、小さく空いた窓には、ピンクの薄い着物を着た女性の後姿だけ見えます。
おじさんの巧みな口上で、皆さん怖いもの見たさで見世物小屋へと吸い込まれて禁断の入口へ入っていきます。
親子で楽しめる射的
その他にも、野球ボールを投げて倒したピンで景品がもらえるゲームやスマートボールなど、家族で楽しめるゲームも沢山あります。
② 食べ物系ゾーン
露店でよく見かける食べ物が殆どですが、中には放生会ならではの屋台もございます。
放生会名物の新生姜
昔、箱崎の農家ではショウガを栽培しており、採れたばかりの新ショウガを露店に並べた。以来、濃い緑の葉がついた新ショウガは博多の秋に彩りを添える必需品となったのです。
沿道両側だけでなく、迂回するように曲がりくねった仮説路地に屋台がビッシリあります。
さっと見て回るにも、結構な時間が掛かります。
③ 植木、陶器エリア
筥崎宮に向かって、沿道中央付近より左側の奥に陶器エリア、その更に奥に植木エリアがございます。
昼間は閑散とした筥崎宮ですが、植木と陶器の露店は、昼夜問わず人気があります。 植木や陶器の値交渉を楽しみながら露店を散策するご夫婦などで賑わいます。
筥崎宮境内の中では、池坊いけばな展、ぼんぼり献燈 (廻廊・福博の知名士奉納のぼんぼり)なども展示されております。
同じく境内にできた放生会神振い舞台
9月18日 午後2時~
放生神事(稚児行列・童児育成祈願祭の後、鯉の放生・鳩の放生等が行われます。)
その他詳しい詳細は筥崎宮社務所へお問合せください。
筥崎宮社務所 092-641-7431
貴方も、秋の夕涼みに放生会に出掛けてみては如何でしょう。