こんにちは。
プレイングハウジングの飯田です。
博多のゴールデンウイークは祭り一色！
今回は、全員参加型のお祭り
「博多どんたく」をご紹介します。
博多どんたくとは
現在の正式名称：博多どんたく港まつり
博多三大祭り(博多どんたく、博多祇園山笠、放生会)のひとつ。
毎年５月３日、４日に行われる市民総参加の「市民の祭り」です。
博多どんたくは、室町時代に始まった領主への年賀行事です。
「どんたく」とは、オランダ語で「休日(ゾンターク)」から名付けられました。
みんなで
「祝うたァ！」
と言い街中を練り歩くお祭りです。
市民総踊りのフィナーレと共に花火大会（マリンメッセ福岡埠頭）もありましたが、2003年より花火は中止されています。
どんたくに参加するには？
パレード、演舞台は毎年2月に商工会議所で募集します。
博多と福岡
270年前よりは黒田藩の城下町となった「福岡」と
博多町人の町「博多」が博多松ばやしを通じて交流しています。
パレードのコース
パレードのコースは、以前は博多駅前より国体道路を抜け、天神の現大丸付近まで行われていましたが、近年は、博多（呉服町）から福岡(天神)までがパレードのコースとなっています。
祭りの期間中は、５月の連休にも重なる為全国より200万人以上の人々が訪れます。
祭り期間中は、午後より夕方まで呉服町～天神までの沿道で九州各地及び地元の何百団体もの企業や団体などが思考を凝らした楽しいパレードも行われます。
リオのカーニバルの日本版といったところです。
開催期間中は、市内のあちこちに特設ステージが出来る。
博多松囃子
博多どんたくの原型となった博多松囃子(はかたまつばやし)がパレードの先頭を練り歩く。
博多松囃子 (はかたまつばやし) とは
福神、恵比須、大黒の三福神ならびに稚児からなる。
馬にまたがった福の神と、大勢の子供たちが言い立て(祝い唄)を唱えながら太鼓をたたき、博多の総鎮守「櫛田神社」から福岡市内の主要場所に表敬本問をしながら市内を練り歩きます。祭りの早朝に、博多の総鎮守「櫛田神社」へ。
出発の挨拶をする三流れの福の神
櫛田神社に集まる博多松ばやしの三流れ
松ばやしの先頭は福神流れ
縄紐が付いた小さな太鼓を持った子供たちは、言い立てを唱えながら太鼓を叩き街中を練り歩きます。
福神、恵比須、大黒の３流れで言い立ては、流れによってそれぞれ違いますが、ワタクシも小学生の頃は、毎年福神流れの博多松ばやしに参加しておりました。
祭りの２日間は朝から晩まで、言い立てを唱えながら太鼓を叩き、練り歩きました。
表敬訪問した先では、着物の袂(たもと)一杯にお菓子やスルメなどを貰う。大人たちは表敬訪問した先々より、お神酒を頂きます。
どんたくが始まる前の月になると、町内の子供たちが学校帰りに集まり「言い立て」(祝い唄)の練習をします。
福神流 言い立て
福の神や先立て三宝荒神さしかけて、しらげのよーね、
ましらげのよーね、まあしまあし まあしまし 殿も栄えましまし
大みか 小みか 小みかどんのけふりは丁度すりゃ誰やら
大将どんの世には さればお祝い申そう、祝いと申そう
祝いの月や又 おっとう月とも祝うて
鶴亀の ごう万才や年の始めの年男 参り来たりし定めには
さりとう芽出度う仮けり
一本柱を言い立てて 二本の柱は日光月光 三本柱はさしかう
四本の柱は四天王 五本の柱は権現堂
六本の柱は六道が地蔵と拍子立て 七本柱は七がの薬師
八本柱は長谷の観音 九本柱は熊野の権現
十本の柱は十がせいし賜りて
偖て又製至観音の地蔵や菩薩の み船のみ先につき立てて
左梶や右梶 右の梶はおっ取って 宝が島に漕ぎよせて
さても芽出度き御代なれや 千代万歳と祝うなり。
福神流れの「言い立て」
2014年の博多どんたくのスローガン
祝うたァ！１５０万都市ふくおか 受け継ごう伝統 育もう未来
～みんなで応援「軍師官兵衛」～
