こんにちは。
博多の賃貸不動産 プレイングハウジングです。
うどんといえば、讃岐うどんを思い浮かべる方が大半だと思います。
諸説ありますが、うどん発祥の地が「博多」だということは、あまり知られていないようです。
今回は、博多のうどんについてご紹介していきます!
うどん伝来の地 承天寺の石碑
今から約770年前(鎌倉時代)に、宋から製粉技術を持って帰った聖一国師「円爾」(えんに)は、山笠発祥の地でもある「承天寺」(現在の博多区博多駅前1丁目)を開いて、布教活動を行った際に、麺や饅頭といった料理を博多にもたらしたと言われております。
今でも承天寺の山門を通りぬけると、「饂飩蕎麦発祥の地」の石碑を見ることができます。
博多のうどんの特徴
博多のうどんは、麺が柔らかく、太麺が多いです。
「だし汁」には「いりこ」をメインに、削り節、あご(飛び魚)や昆布などで、しっかり出汁(だし)を取り、甘めの醤油を使います。
だし汁は、関東に比べると薄い色ではありますが、出汁が効いて、とても美味しいのが特徴です。
「ネギ・天かす」は入れ放題が多く、出汁に使用された昆布の佃煮が食べ放題のお店もあるようです。
博多名物 うどんのトッピング
古くから博多に住む人は、うどんを注文する際に「丸天」と「ごぼ天」(ごぼう天)の、どちらを注文するのかを良く迷います。
うどん店に入り、今日は丸天にしようか?ごぼ天にしようか?と迷いに迷って、今日は、ごぼ天うどんにしよう!と決めて、お店の人に注文をします。
丸天とは、うどんの丼に丁度入る位の大きさで、さつま揚げを丸く平らにした様な練り物です。
ごぼ天とは、ごぼうのササガキの天ぷらだったり、ごぼうのスライスの天ぷらだったり、お店によって、色々工夫をされた「ごぼ天」が出てきます。
最近では、博多の人が注文の際に迷わないように「丸天+ごぼ天」のトッピングなんてメニューも見かけるようになりました。
かしわご飯
かしわご飯とは、鳥の炊き込みご飯の事をいいます。
博多のうどん店には、「おにぎり・いなりずし」の他に「かしわご飯」や「かしわのおにぎり」などがございます。
古くから博多に住む人の大半が、うどんと一緒に「かしわご飯」も注文するようです。