不動産屋さんと行く No.1 「メニューがない隠れ家」

こんにちは。
博多区の不動産会社プレイングハウジングの飯田です。
朝晩冷え込むもの、日中は暖かい日が続く博多地方です。

博多っ子が行くご飯屋さんをご紹介したいと思います。

不動産屋さんと行く博多のグルメ！の第一弾
今回のゲストは、生まれも育ちも博多の村田　優子さんです。

村田さんの行きつけのお店　味処たかはしさんへお邪魔しました。

グルメデータ

味処　たかはし

店の入り口は、うっかり通り過ごしてしまうような小さな看板のみ

いわゆる隠れ家みたいなお店ですね。

階段を上がると左手に「たかはし」の文字が見えます。

一元さんが入れる雰囲気ではないが、いざ玄関を開け店内に入ると我が家に帰ったようなほっとする空間が目に飛び込む。

カウンター８席。テーブル１席

メニューはなく、その時の仕入れた食材で食事のメニューが変わるとか。

コース料理の他にも、ちゃんぽん、ハンバーグ、ローストビーフ等　バライティ富んでいる。
今日は鍋が食べたい、今日は魚が食べたい、今日はあっさりした物が食べたい･･･。
その時の気分で調理してくれるのが嬉しい。

今回は、なにも言わなくても出てきたコース料理を頂きました。

お通し、もやしの納豆和え

お刺身の盛り合わせ

イカぽっぽと蕗の煮物

焼き魚

フグの唐揚げ

豆乳のチーズ

今回素敵なお店をご紹介して下さった村田さんが、唯一ひとりで入れる店のひとつ

「たかはし」の近所に住んでいるので、お店が出来たころに気になり、なんとなく入ってみたそうです。

ひとりでも安心して食事ができるお店「たかはし」

仕事が終わって家に帰るようなお店「たかはし」

開店当初からの常連さんです。

本日のゲスト

村田　優子さん
福岡市民生事業連盟葬祭部　副支配人

お仕事について

葬祭場のお仕事について質問してみました。

• 最初は、葬祭場の仕事をする事を躊躇っていた。
• この仕事は笑ってはいけない、泣いてもいけない職業だということ。
• 親より先に旅立つ子供などの葬儀は、同じ子供を持つ親として、とても辛く悲しくなる。
• 民政事業の関連で、身元不明のご遺体や死後何か月も経ったご遺体もあったりします。
• 最近は生前に葬儀の事について相談する方が多くなった。
• ２４時間体制だということ
• 年間約５００件以上の葬儀の依頼がある。
• 約１２、３名で仕事をしている。

無宗教で、祭壇はなく、白い布で祭壇を隠し、棺の周りは花一杯に囲まれており、周辺には故人と縁があった友人たちが沢山おり、
何かを演奏したり、お話をしたりと温か味がある故人とのお別れ会が素敵で、とても印象に残った。

自分は、なるべく長生きはしたい。
その反面、自分の最期は沢山の友人に囲まれ、天国に旅立つのも理想だと思った。

生れも育ちも博多だが、結婚を期に、関西に住んでいた事もあるが、やはり生まれ故郷博多に戻ってきた。

コンパクトに何もかもが詰まった博多の街、人情、食べ物が美味しい、お祭り。全部が好きだということ。

村田さんの一人娘さんも生粋の博多っ子で、女の子ではあるが、女子が山笠に出場できるギリギリの小学６年生まで、山笠にでていたそうだ。

彼女は、これからも大好きな博多で暮らしていくことだろう。

高橋　安弘さん　58歳
老舗料亭老松で修業後、常連さんより、そろそろ独立して店をしたらどうかと持ちかけられ、
店舗まで用意される事になり５年前に独立。口コミのみの営業を展開

ちゃんぽんが、かなり美味しいとの事なので、食べてみたいというリクエストに店主が手早く作ってくれた。

ほかにも、料亭なのにこんな物まで出るの？というくらい　バラエティーに富んだ料理を出してくれる。

村田さんが、最近たかはしで食べた中で絶賛した料理が、なんとローストビーフだとか。
高橋氏によると、そのローストビーフは簡単に出来てしまうそうだ。

最近、手の込んだ料理をしないが、簡単に作れるとなればレシピが激しく気になるところ。

しかも高橋氏より、簡単に作れる美味しいローストビーフの作り方を教えて頂いたので、忘れないうちにメモしておいた。

コース料理の中にイカと野菜の煮つけが出されたが、村田さんに出された煮物の種類が違っていたのは、前回似たメニューを出されたそうで、村田さんには私たちとは違う煮物が出されていた。

お客さんが何を食べ、どんな物が好きなのか、嫌いな食べ物も全て把握されている店主の気配りが嬉しいお店だった。